愛すべきジャパンビンテージ

 

 

どこで誰が手掛けたものか分からない、その謎に心惹かれる名もなき家具、今でも現存する日本の老舗メーカーのビンテージ家具など、それぞれ異なるバックグラウンドを持った家具たち。

 

共通しているのは、その時代を知らなくても感じる懐かしさや哀愁。そして日本人だからこそ身近に感じる親しみやすさを持っているところです。

 

 

 

Pick up items

 

 

以前、学芸大学店の特集ブログ「古道具で新しい発見をする」で日本の古道具たちをご紹介してから、早5カ月程が経過しました。今回はより現代の暮らしに馴染みやすい実用性とデザイン性を兼ね備えたアイテムが揃っています。

 

大きいものから順にご紹介していきますので、是非最後までお付き合い下さい。

 

 

 

ジャパンビンテージ チーク材 カップボード 食器棚 ♪

 

 

 

 

1940~60年代と言われる北欧家具黄金期の勢いを受け、当時日本でも北欧スタイルの家具が数多く製作されました。

一点目は、そんな北欧家具が流行した1970年代に製作されたと思われるチーク材のカップボードです。

 

上棚を含めると、高さ約220cmもある大型サイズ。高さがある分、幅は約90cmと比較的コンパクトで、日本の住宅事情を考慮した設計となっています。

構成としては、見せる収納と隠す収納を両立し、細かく分かれた棚や引き出しにより多彩な収納を可能にします。

 

スタートから王道の昭和レトロとは言えないアイテムのご紹介でしたが、北欧スタイルの家具も現在のジャパンビンテージとしてまた違った価値を見出しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

ジャパンビンテージ 7段 チェスト ホワイト ♪

 

 

 

 

二点目は、打って変わってレトロポップな7段チェスト。いわゆる「レトロポップ」と呼ばれる家具・インテリアもまた、北欧スタイルなどと同じく、世界中のカルチャーが流れ込んだ憧れに満ちた1970年代に生まれたものです。

懐かしさを感じるレトロだけでなく、自由なデザインとポップなカラーリング、そして時に未来をも感じさせます。

 

艶のある化粧板にシルバーで縁取りされた丸い取っ手など、レトロポップ好きにはたまらない王道のデザイン。

シンプルなオフホワイトカラーでまとまっていますので、比較的お部屋に馴染みやすく日常使いしやすいアイテムだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

ジャパンビンテージ 片袖机 デスク 抽斗3杯 ♪

 

 

 

 

当時の人が使っていた痕跡やそれらによって感じられる時間の経過まで、全てが美しく味わい深い古い木味の家具。三点目は、日本の古き良き時代を感じさせる片袖机です。

 

天板の作業スペースは幅約90cmに奥行約70cmとしっかり確保され、収納スペースもサイズ違いの抽斗3杯と縦長のものを仕舞える開き戸が備わっており、コンパクトながら1人用の作業机として十分実用頂けます。

 

金属の取っ手が一カ所欠けているのも愛嬌があって、個人的にとっても気になっている一台です。

 

 

 

 

 

 

ジャパンビンテージ イトーキ フォールディングチェア  折畳椅子 ♪

 

 

 

 

 

四点目は、工業的な雰囲気を放つフォールディングチェア。それもそのはず。日本を代表するオフィス家具メーカー、イトーキによるものです。

 

同社の前身となる伊藤喜商店の創業は1890年。その後、1908年には伊藤喜工作所が設立され、スチール製品の製造と販売を始めたそう。

こちらのチェアの年代は不明ですが、座面下にプラス頭のネジが使用さていることから昭和後期のものと推測されます。

 

錆付いたグレーのスチールフレームに、青みがかった同じくグレーのPVCレザーシートがよくマッチしています。

場所を取らないスリムなシルエットと日本人に合わせたやや小ぶりな設計が特徴的。ご自宅の省スペースにはもちろん、店舗什器としてもオススメです。

 

 

 

 

 

 

 

オールドカリモク テレフォンラック サイドテーブル メラミントップ ♪

 

 

 

 

イトーキに続いて、五点目も名の知れたメーカーによるレトロなテレフォンラック。1947年創業の日本を代表する家具メーカー、カリモクによるものです。

ステッカーロゴから1987年以前に製造された、オールドカリモクと呼ばれるアイテムであることが分かります。

 

固定電話が一般的だった頃に普及したテレフォンラック。木製のフレームに対し紅白のメラミン化粧板や型押し加工されたプラスチックシートを配し、個性的な異素材のコントラストが映えます。

現代にはサイドテーブル兼マガジンラックとして活躍してくれそうです。

 

 

 

 

 

 

 

ジャパンビンテージ 木製 ペイント 踏み台 2段 ♪

 

 

 

 

最後、六点目は一風変わった踏み台。金属のような光沢のある塗装が施されていますが、実は全て木で出来ているんです。

元々木肌が見えていたものに、当時の持ち主の方がどこかのタイミングで塗装を施したのかも知れません。

 

メタリックなカラーは、日本の古家具に限らずインダストリアル家具との相性も抜群。踏み台にも花台にもなり、一台持っていおくと便利なアイテムです。

 

 

 

 

 

 

 

(※画像右のランプテーブルとポットワゴンは既に販売済みです。)

 

 

 

おわりに

 

 

学芸大学店のジャパンビンテージ家具から計六点のアイテムをご紹介させて頂きましたが、気になるアイテムはありましたか?

 

昭和から平成、令和の現在まで生き抜いたビンテージ品だけが纏う雰囲気は、他の何にも変えられない一点モノの魅力が詰まっています。

 

皆さんがいつか新しい持ち主になったら、新たな傷や汚れを増やしながらも、是非愛情を持って永く使って頂きたいと思います。また次の方へと繋ぐその日まで。

 

 

 

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