松本民芸家具
M-Ⅰ Table & #72 Chairs

 

 

赤黒く、透き通るように艶のある木肌。それは、まるで珈琲のようでチョコレートのよう。

 

家具の一大産地として栄えた長野県の松本で民藝運動をきっかけに誕生した民芸家具たちの、そのほとんどが深いブラウンカラーをまといます。

 

明るい色の家具が増えつつある今の時代に、あえてこの奥ゆかしさを。改めて、その魅力を味わいたいと思います。

 

 

 

ミズメザクラと珈琲色の伝統

 

 

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松本民芸家具=和風洋家具。というのは、ヨーロッパのクラシカルなデザインでありながら、ひとつひとつ職人さんが丁寧に仕上げる日本らしい手しごとの伝統を守り続けているから。

 

それぞれの家具にはその証として、担当した職人さんのサインが彫られています(刻印がないものもあります)。

 

 

 

これは、戦後の急速な欧米化に待ったをかけ、生活に根ざした暮らしの美しさを提唱した民藝運動が大きく影響しています。

 

風土から生まれる伝統を受け継ぎながら、新しいものづくりを。柳宗悦のラブコールに応えるかたちで、和家具の未来を切り開きました。

 

 

 

 

松本民芸家具の初めての大作のひとつ、英国式バタフライ卓。現在でも複数のラインナップを揃え、民芸家具らしい和洋折衷の趣を感じさせるテーブルです。

 

今回入荷した「M型  楕円バタフライ卓 I」は、優雅で力強い印象の挽き脚デザインの1台。ゲートレッグの一見複雑に見える構造がよりクラシカルな重厚感を与えているようです。

 

 

 

 

 

片側ずつ3段階での伸長が可能で、最大4~6人で食卓を囲むことができるバタフライテーブル。個人的には片方だけ天板を伸ばしてもう片方は壁付けにするスタイルがお気に入りです。

 

ちなみに、1952年に開催された「松本民芸家具展」では、世界のムナカタと称される版画家の棟方志功(むなかたしこう)がスピンドルチェアとセットで購入したんだそうです。

 

 

 

そしてこちらは、松本ウインザーチェアの礎を築いたBernard Howell Leach(バーナード・リーチ)氏の監修のもと製作された「#72 リーチチェア」。

 

棟方氏の食卓と全く同じデザインというわけではありませんが、日本の芸術家からも愛された松本の家具で当時の暮らしを慈しんでみるのもおもしろいかもしれません。

 

 

 

ある職人さんはこう話します。戦後よりもさらなる広がりをみせるライフスタイルの中で、北欧やアメリカのインテリアの中に松本民芸家具があってほしいと。

 

今回のようにテーブルとチェアを一緒にコーディネートして統一感を楽しむのも、あらゆるスタイルをミックスして自分だけの新しいスタイルを作り出すのも自由というわけです。

 

欧米のデザインを纏ってもなお、和家具への誇りを忘れることのない民藝家具。ミズメザクラと珈琲色の伝統は進化し続けています。

 

 

 

 

M型 バタフライ卓 Ⅱ 楕円

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

#72 リーチ型 ウィンザーチェア A

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

#72 リーチ型 ウィンザーチェア B

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

#19型 ラッシスツール

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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