松本民芸家具 A型和タンスⅠ着物箪笥 和箪笥 ミズメザクラ 無垢材 参考価格57万円 ~民芸家具の最高峰。~
松本民芸家具
A型和タンスⅠ着物箪笥 和箪笥
北アルプスを望む長野県松本市で育まれた歴史と伝統あるクラフト『松本民芸家具』。
民芸家具の最高峰にして約80年の歴史を持つ日本屈指の老舗家具ブランドとなります。
そんな松本民芸のA型和タンスⅠ着物箪笥 和箪笥が入荷致しましたのでご紹介させていただきますね。
民芸家具の最高峰。
穂高岳と鉢盛山に囲まれた自然豊かで、乾燥した気候という長野県松本市は、家具の主原料の木材とその加工乾燥がしやすいという事から古くから家具産業がさかんな土地でした。
大正期には日本トップの家具出荷量を誇るなど、歴史、実績共に名高く、現在では国の伝統的工芸品にも指定されております。
そんな大地で池田三四郎氏と柳宗悦氏と出会い生まれたのが『松本民芸家具』です。
戦後の生活変化を見越し、和家具の技術を活かした洋家具づくりを目指した池田三四郎氏。
これまでに試行錯誤を繰り返し生み出した作品数は1000を超すと言われております。
用の美を追求した民藝家具づくりの熱い情熱が今の松本民芸を形作ったといっても過言ではないのではないでしょうか。
松本民芸で主に使われる木材として有名なのがこのミズメザクラ。
特徴として堅く、粘り強く、狂いにくい古来より” 百木の長 “と詠われています。長年の使用に耐え、使い込む程に美しくその存在感を増していくミズメザクラの個性を最大限に活かす為、木肌が呼吸出来る様に自社開発された特別な塗料を使用。経年により艶のある美しい飴色へと変化し、永く風合いの変化をお楽しみ頂けます。
また、硬くきめ細やかな杢目、柔らかな深みのある赤みを含んだ色合いが美しく、凛とした洗練された佇まいを演出してくれるのも優れたポイントですね。
また松本民芸家具では、機械は製材やパーツの切り出しなどごく一部の工程に使用し、部材が職人のもとに渡った後は、一つの製品は一人の職人が受け持ち、一貫した手仕事で家具を作ります。
切り出され、家具になった後も生き続け、収縮を繰り返す無垢の木を使うから、木の癖を読み、将来的な木の動きを予測した伝統的な木組みの工法をしなければ長く使える家具をつくることが出来ません。それは機械生産には適さない工法でもあります。
一見非効率な生産方法ではありますが、人の触れるところは人の手で仕上げたものを、そして丁寧なカンナ掛け等の手仕事で削り出された木肌には機械削りとは違った色と艶が現れ、そして使い込まれた時の美しさが全く異なります。
素材の選定から、ひとつひとつの造りこみまで一切の妥協をせず、用の美を追求し続けている松本民芸の家具の作られる過程には、「使うほどに美しく」、家具は生活の身近にあり単なる工業製品ではなく生活工藝品として捉え、人々から長く愛され使われるものを深く追求するという民藝の心が宿っています。
使い込むほどに光沢を増すミズメザクラの表情と”用の美”が詰め込まれた老舗家具ブランドの拘り溢れる逸品を是非お楽しみくださいませ。
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