松本民芸家具
505型 茶箪笥

 

 

時代が進み、量産できるものや簡易的に作れるものの需要が増え、失われつつある日本の職人による手仕事。

 

着物や焼き物など様々な伝統工芸品や寺社仏閣を作る宮大工、日本の食文化を支える方など…民芸家具もその中の一つだと言えるのではないでしょうか。

 

民芸家具と言えば、「北海道民芸家具」、「岩谷堂箪笥」、「軽井沢彫り」、「九州民芸家具」等様々な地域の民芸家具がありますが、特に有名なのは『松本民芸家具』ではないでしょうか。

 

澄んだ空気に綺麗な水、緑豊かな町で作られる細部まで美しい家具たち…本日はそんな『松本民芸家具』から、杢目の美しい茶箪笥をご紹介させていただきます。

 

 

 

残すべき日本の民藝家具

 

 

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歴史は古く、1944年自然豊かな長野県松本市に木製格納庫の製造会社として設立し、戦後は東京を中心に復興住宅と建具の製造を行う”中央構材工業”として誕生しました。

 

京都府相国寺にて開催された日本民芸協会全国大会に出席した同社の設立者の1人、池田三四郎氏は民芸運動の先駆者である柳宗悦氏の講演に心を動かされ、民芸の道に進むことを決意しました。

 

そして1948年、高度な和家具の製造技術を持つ松本市の木工職人達と共に民芸家具の製作に取り掛かり始まったのが”松本民芸家具”です。

 

 

 

 

今回入荷したのは、松本民芸家具らしい和とモダンの雰囲気が合わさった“505型 茶箪笥”。

 

直線的で無駄の省かれたデザインですが、引き戸や抽斗の凹凸による陰影が豊かな表情を作り出し、その対比が見た目の華やかさに繋がっています。

 

主材は高級木材である国産のミズメザクラ無垢材を使用しており、何年もかけて自然乾燥させるため狂いが出にくく、光沢があり粘りが強いのが特徴的。

 

 

 

 

 

百木の長と詠われるミズメザクラはその堅牢さだけでなく、引き込まれるような光沢を帯びた杢目など、見た目にも魅力溢れる木材。

 

その杢目の中に垣間見える”虎斑”と呼ばれる美しい杢目は、木が成長する時に養分を溜めていた部分が、虎の毛皮のような模様となって現れたものであり、良質な天然木の証でもあります。

 

また同社独自の塗料を丁寧に8回以上塗り重ねられているため、毎日丁寧に水拭きをしながら使用することで段々と杢目がはっきりと艶やかに変化していきます。

 

経年変化を楽しめるのは無垢材を使用した家具ならではですが、松本民芸の家具は誠実に向き合えば向き合う程呼応するように馴染んでくるので、庶民の生活に必要とする実用的な品に美しさを見出す日本民芸運動の考えを体現しているようです。

 

 

 

 

天板上やその下のスペースには、お気に入りの小物やコレクション品、小さな観葉植物など見せる収納として使用したり、簡易的な作業台やカウンターなどとしてもお使いいただけます。

 

中央の引き戸内には棚板が一枚付属しており、高さ調節はできない仕様ですが食器や生活用品、本やお菓子など多種多様に収納することが可能です。

 

下段には抽斗が2つ付いており、大事な書類や普段あまり使用しない生活用品の収納場所として使うのもオススメです。

 

 

 

 

 

和洋折衷な見た目から和室洋室問わずご使用頂く事ができ、奥行も薄く高さも100cmとコンパクトな為リビングシーンや寝室だけでなく、ダイニングの脇やキッチンなどにも使用することができ、使い勝手の良いオススメのアイテム。

 

他の民芸家具と合わせるのは勿論、例えばオーク材やローズウッド材のUKアンティーク家具や、近い色味のミッドセンチュリーやモダン家具など併せると、重厚な雰囲気がリンクしながら文化の違いを感じることができ、面白いかも知れません。

 

 

 

 

使い込むほどにその輝きが増し、愛着をもって人が使ってこそ完成を迎える家具。

 

日本の職人が拘りを持って仕上げた、歴史の重みと深みを感じさせる松本民芸家具より茶箪笥のご紹介でした

 

 

 

 

 

 

 

 

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