TENDO × YOSHIKEI
Reffle  Series（etc.） Desk Set,Bookshelf＆Chair

 

 

木曜日は久々の晴れだったので、お布団を干す事が出来て嬉しいトリスです。

曇り空が続くと日差しが少なくなるので、心持ちも不安定になりがちですね。

そんな時には、素敵な質感のアイテムを手に取ってみると心が落ち着きます。

 

「昔々あるところに～」なんておとぎ話になるよりも昔から、人と木の家具の付き合いは続いています。

 

木を使い続けたから人は木を好きになったのか、

木が好きだったから木を使い続けたのか。

 

まあどちらにせよ（笑）、

私たち人間が木が好きな事には変わりはありません。

ガラスやスチールの無機質な物質とは異なり、手を触れたときにじんわりゆっくりと伝わる温かさ。

そんな血の通った、温かな気持ちを育んでくれる素敵なアイテムが入荷致しました。

子供にも、大人にだってオススメです。是非ご覧ください。

 

 

 

 

 

プライ！プライ！プライ！

 

 

 

 

プライというのは薄くスライスした木材を接着し、貼り合わせた”成形合板（プライウッド）”の事。

今回のアイテムを製造した天童木工の得意分野でもあります。その歴史は70年以上（恐れ入ります）。

張り合わせることで一枚では弱くとも、束ねた三本の矢のように、折れない、しなやかな強度を持ちます。

単位としても使われるので、3プライであれば、3枚の板を張り合わせているという事なのです。

 

 

 

 

今回のアイテムは家具の企画製造を行う吉桂（よしけい）と、天童木工で培われた技術が合わさる事で出来上がった魅力的なコラボレーションアイテムです。（チェアのみ天童木工のオリジナルアイテムです。）

 

各所パーツはその用途に合わせて厚みを変え、機能に合わせて美しさを損なわない様に熟慮されています。

小さなフックや棚の負荷の小さなパーツは8～9プライ。

全体を支える脚部のフレームは15～19プライと、その違いを感じて頂けます。

逆にどこの部分に厚みがあるのか観察する楽しさもありますね。

 

 

 

 

 

使用されているのは、北欧などでも馴染みのあるバーチ（ブナ）材。

メイプル（カエデ）材のようにキラキラと光を反射するのではなく、柔らかく受け止めて放つような明るい色味に、

サラサラとした質感、細かな杢目が特徴の木材です。

加工性がとても良く、プライウッドの他にも曲木の家具でよく使われています。

年間の日射量が少ない北欧の国々では、陰鬱な気持ちになる事がないようお部屋のアイテムの色味や過ごし方等を大切にしますが、こんな健康的な印象の家具であれば、日本の暗い梅雨の日でも、同じように明るい気持ちでいられそうです。

 

 

 

 

 

もちろん機能性も充実。デスクの棚板は背板に開いたミゾに差し込むだけなので、簡単にスライドさせる事が出来ます。

ブックエンドも別に用意されているので、本等のサイズで別々に使う、なんて事も可能です。今風なタブレットホルダーも付いてます。

 

 

 

 

天板高は約81.5～90.5～99.5cmの3段階、

チェアは座面高が45.5～51.5cmの2段階、

ブックシェルフも中段の棚板が31～36～41cmの3段階で調整が可能。

引き出しはすべてフルスライドレールが採用されている贅沢仕様です。

大人でも十二分に満足できる品質の高さが秘められています。

 

 

 

 

一般的に販売される学習机と言われるアイテムは、安全の目的もありますが丸みが強く、育っていくにつれ好みと合わなくなってくる事も多々あります。

 

ですが吉桂が家具を企画する上で培ってきたアイデアと、天童木工のトレードマークでもあるプライウッドを組み合わせる事で生まれたアイテムは大人目線で見ても機能的で、且つカッコイイアイテム。

勉強、書き物、読書やPC業務まで幅広く役立ってくれるこのアイテムはコラボレーションアイテムのためリユースショップではまず見かける事がありません。

 

オンラインストアへのアップは近日中に行いますので、お子様のための良い品をお探しの方も、シンプルにカッコイイデスクをお探しの方も、

どうぞこの機会をお見逃しなく！