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天童木工 Tendo マッシュルーム スツール チーク柾目 ヤマナカグループ ミッドセンチュリーデザイン ~ 複雑なカーブで構成された見事な造形美~ 【 買取と販売とレンタルのお店 】
Tendo
Mushroom Stool
1940年に山形県天童市で設立された“天童木工 / Tendo”は、今日ではスタンダードな技法である『成形合板』を日本でいち早く家具造りに取り入れたパイオニアとして知られています。本日は完成から40余年の長い月日を経て一般に販売されることになった“マッシュルームスツール”のご紹介です。
複雑なカーブで構成された見事な造形美
成形合板とは薄い木材を熱と蒸気によって圧着したもので、曲げたりねじったりが自由自在に出来ることから、それまでは不可能だった、立体的かつシームレスなシルエットの家具造りを実現できる技術として、多くの家具メーカーやアーティストを魅了しました。
日本のミッドセンチュリーデザインの代表格である、柳宗理のバタフライスツールがとりわけ有名で、天童木工の高い技術力を世界にアピールするきっかけとなりました。他にも剣持勇や乾三郎といったビッグネームも、天童木工より成形合板を活かした名作を多数発表しています。
こちらのマッシュルームスツールはその名の通り、マッシュルームのようなふっくらとした造型が可愛らしい一品。同じ形の3枚のパーツの組み合わせで構成されております。座面から脚に至る複雑なカーブは成形合板でなければ実現できない見事な曲線です。
成形合板のもう一つの特徴はその耐久性。高圧でプレスすることにより積層材同士がタイトに密着され、薄さをものともしない頑丈さが生まれます。一見華奢な印象を受けるフォルムですが、大人が座っても全く問題の無い剛性を誇っています。
数種類のラインナップがございますが、今回入荷したのはチーク材仕様。北欧テイストのインテリアにも相性が良さそうですね。洋室、和室と場所を問わず馴染んでくれる一脚かと思います。オブジェとして目線の集まるところに置いておくのも良いのではないでしょうか。
1961年に開催された第一回天童木工コンクール入賞作品ではありますが、製品化が難しいことから量産までこぎつける事が叶わず、市場に流通するまでに約40年以上かかったというマッシュルームスツール。入荷の少ないお品物ですのでこの機会にご検討下さいませ。
—————– SPEC —————–
Item number: SH06-28
Size: W 45.4 × D 45.6 × H 38.5 cm
Price: ¥SOLD OUT
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