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北欧スタイル チーク材 エクステンション ダイニングテーブル 伸長式 ~温かなおうちの中心に~
Scandinavian Style
Extension Dinning Table
突然ですが、2本目のテナーサックスを購入してしまいました。購入したのは30年以上前に作られた日本メーカーの1本。
少しずつ直しを入れながら使ってゆく予定ですが、やはり新しいギアはワクワクしますね。
フランスメーカーの舶来モノが人気が高いのですが、日本のメーカーも負けてはいないサックス界隈。
サックス3大メーカーと謳われる内2つはなんと日本のメーカー。西洋発の楽器でありながらそれほどの高い評価を得ているのは、ひとえに日本企業の物づくりに対する熱量ゆえ。
今回ご紹介するのもそんな熱量が感じられる一品。
宜しければ最後までお付き合い下さい。
追いつけ!追い越せ!
今回はエクステンション(伸長式)のダイニングテーブル。
なぜ今回、冒頭にあんな話をしたかと言うと、製造国は不明ながら日本のビンテージらしい雰囲気を感じさせてくれるから。様々な要素がありますのでお話させて下さい。
先ずは天板。チーク材が使用されています。
おおよそではありますが1980年代以降にはほとんど見られなくなる、今では希少な木材。
そのため製造から少な目にみて30年以上が経過したお品物と思われます。
夕暮れの光が溶けた様な、温かな色味が素敵です。
天板には中央に綺麗な木目の化粧材があしらわれ、外縁部、幕板(脚と脚の間にあるパーツです)、脚部には無垢材が使用されています。しっかりとした強度が必要な部分や手が触れるアイテムの質感を決める箇所にはたっぷりと材料を。
今では希少と書きましたがチーク材は当時でも高級な家具材。百貨店や実力のある家具店などで取り扱われたであろうクオリティの高さを感じさせます。
張り合わされたエッジは優しい丸みに整えられています。
木材が持つ自然な輪郭の中に、境目の直線が走る事でどこか緊張感のある雰囲気も感じさせてくれます。
木目が外と内で切り替わっているのでモダンらしさも感じられるのは◎なポイントです。手が掛けられているのが分かりますね。
そしてメイン機能であるエクステンション。今回のテーブルは邪魔にならない中央天板下に、拡張天板をしまう事が出来るのが嬉しいタイプ。
拡張天板をしまった時にはスクエアタイプの2人用テーブル(幅91.5センチ)、伸長時には4人用のレクタングルタイプ(幅137.5センチ)としてお使い頂けます。
よく見ると、しまった天板を取り出す際には引き上げやすいように金具の取っ手があり、逆にしまう際には手がかりとなるように幕板にはくぼみが用意されています。
サイズ感も含め使う人の事を考えた細やかさは、日本らしさを感じられるような、思いやりが詰まっています。
高度経済成長期にあって、先の戦勝国に負けない豊かな国を目指して貪欲に技術や文化を求めていた日本。
西洋の彼らが作ったアイテムを見て学び、模倣を繰り返して高めた日本のものづくりは、今やフロントランナーの一つと言って過言ではありません。
とは言ってもアイテムから凄みが出るわけではないのですが、それでも使う人が心地良く、快く過ごせるように想いの詰まったアイテムには違いがありません。
木の優しい雰囲気があり、使い勝手も良く、どこか懐かしいテーブル。
お探しの方はこの機会にいかがでしょうか。
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