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倉俣史朗 Shiro Kuramata フラワーベース Flower Vase #1302 シングル 一輪挿し アクリル ピンク ポストモダン 現行品 ~アート・デザイン・オブジェ~
倉俣史郎
フラワーベース
日本を代表するデザイナー倉俣史朗。
類成れまれなる芸術的な美的センスで生み出される家具達は、もはやアート作品と言っても過言ではないでしょう。
そんな同氏が手掛けた芸術的な作品が下北沢店に入荷いたしました!
圧倒的な存在感を誇る名プロダクトのご紹介です。
アート・デザイン・オブジェ
同氏の代表作とも言える、一輪挿しのフラワーベース。
1989年にデザインされたこちらの作品は、長方形のアクリルブロックにピンクのアクリル板を閉じ込めるというシンプルな構造な物。
気体のような液体のような不思議な境界線は、見る角度によって様々な表情が楽しめます。
はあ、、。ため息が出る程に美しい。
光の反射や屈折、角度で異なる見え方を可能にしたこちらの作品。
平面や立体など既成概念に囚われない表現方法は現代アートに通ずるものがありますね。
形態の無化、すなわち、「かたちの否定」を実験的に試み続けた倉俣は、『かたち』の視覚的な抹消を『かたち』にしました。
透過した影も美しく色付き、その存在感は圧倒的。
アクリルには、花を挿すためのガラス管が斜めに差し込まれています。
ガラスとアクリルでは光線透過率が変わるため、ガラスを抜ける光は僅かに濃く暗い色味に変化。
水を入れたらさらに深みのある表情を楽しめるでしょう。
気体か、液体か。その境界線が曖昧なピンクの色に浮かぶ一輪の花。
どこか儚さを感じさせる独自の世界観は、倉俣デザインの真髄ともいえるでしょう。
ガラス管は取り外し可能で手入れに配慮された設計。
内部の掃除や、お花の手入れの事もちゃんと考えられている点も魅力のひとつですね。
60年代から90年代にかけて、自身の信念を追求した個性豊かな作品を数多く生み出た倉俣史朗。
56歳の若さでこの世を去りましたが、今なお多くのデザイナーやアーティストに影響を与えています。
個人的には、オバQランプのユニークなデザインが倉俣作品の中で一番好きでしたが、
このフラワーベースめちゃくちゃ欲しい!1輪挿しと2輪挿しを揃えたい!って思うくらい好きになりました。
日本ならではの美意識を感じさせるアーティスティックな魅力が詰まった倉俣デザイン。
この機会に、是非ご検討くださいませ。
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