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三平興業研究所 Sampei Design Institute Tokyo ビンテージ ユーラシアンチーク コーヒーテーブル ローテーブル ~ 古き良きジャパンミッドセンチュリー家具
Sampei Design Institute Tokyo
vintage coffee table
本来であれば、昨日の8月8日が東京オリンピック2020の閉会式だったようですが、現在の状況が呑み込めないでいる選手や関係者の皆様は、本当に苦しい思いをされている事と思います。私個人もなんとか開催してほしいと切に願っております。さて本日は、56年前の1964年に開催された頃に販売されていたSampei Design Institute Tokyoのビンテージコーヒーテーブルとなります。HPをご覧頂いている方々のひいおじいちゃん、ひいおばあちゃんに当たる世代だと思いますが、とても素敵なテーブルです。
古き良きジャパンミッドセンチュリー家具
西洋のライフスタイルを取り入れ始めた頃の日本の家具メーカー、三平興業研究所のビンテージテーブル。英語表記はSampei Design Institute Tokyoとハイカラな洋風のネーミングも面白い取り組みを行っていた会社のプロダクトです。
こちらはユーラシアンチークを用いたテーブル。通常のチーク材よりも濃淡が強い木材となり、ウォールナットやローズウッドのような凛々しく堅牢な印象を受けるテーブル。
当時の西洋スタイルは、応接室のような使い方が多かったようですので、割と四角いデザインとなりますがエッジや脚部にはかなり北欧スタイルを取り入れた、当時としては珍しいデザインではないかと思います。
テーブルトップも特徴的です。二本の無垢材で天板を挟み込むようなデザインで、北欧ビンテージにたまに立ち上がりのような段差を生む事で、テーブルに乗せた食器などが落ちないよう配慮されたデザイン。
ホントに杢目が綺麗に出ていますので、一瞬プリントかと思いますが本物の木材です。ウォールナットやローズウッドと見紛う程くっきりとした美しい表情。当時はまだ様々な木材が使えたようですので、家具の表情やスタイルも様々です。
60年代から70年代にかけて奮闘していた三平興業研究所。昭和レトロとかノスタルジックなどとひとくくりに出来ない魅力を放つデザイン。木材の個性を活かしたデザインと当時の日本が見せた勢いが感じられるコーヒーテーブルです。Kチェアなどのミッドセンチュリーなインテリアなどにマッチし、他に属さない独特の存在感を放つプロダクトです。
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