vitra
Amoebe

 

 

職場からの帰り道、もう一度中学や高校時代のいわゆる“ 学校の勉強 ”を改めてやってみたら、案外すんなり頭に入ってくるかもねなんて話をしていました。ちなみにわたしは数学と理科を途中離脱した完全なる文系ですが、皆さんは学生時代どんな教科が好きでしたか?嫌いだったあの教科たちも大人になった今なら理解できるかな、なんて。

 

でも、文系・理系どちらの方もこのチェアを見て思い出すのはきっと“ 理科 ”!名前の『アムーベ  / Amoebe』って理科の授業には欠かせないあの生物だからです。何の生物か、ぜひ想像力を働かせてみて下さいね。ヒントは名前です。

 

 

 

イマジネーションをもたらす単細胞

 

 

 

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このかたち、言葉にするなら“ くにゃ ”でしょうか?特長的な曲線は、横から見ると人が体育座りをしているようにも見えますが、Amoebe(アムーベ)とはアメーバのこと。体の形を自在に変えながら動くあの小さな小さな原生生物です。ちなみに、アメーバは「変化」を意味する“ amoibē ”というギリシャ語に由来しているそう。なんだかこの“ くにゃ ”感にピッタリなネーミングです。

 

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このチェアのデザインを手掛けたのは、モダンデザインの巨匠と呼ばれる『Verner Panton(ヴェルナー・パントン)』。自身の名を冠した「パントンチェア 」が有名ですが、彼は家具や照明だけをデザインしていたわけではありません。実は、パントンが作り出すのは“ 空間 ”そのもの。

 

彼の空間デザイナーとしての最高傑作といえるのが、1970年のVISIONA2(ヴィジョナ)展で発表された『Phantasy Landscape / ファンタジー・ランドスケープ』です。ヴィジョナ展とは、1968~1974年にかけてドイツのケルンで開催されたインスタレーション展、いわば家具見本市のこと。VISIONA1~4まである中でパントンが担当したVISIONA2は、ライン河に浮かぶ船上での4日間のみの開催で24,000もの人が来場したんだとか。

 

 

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そんな60~70年代のアイコン的かつ伝説的なイベントで発表されたのがこのAmoebe(アムーベ)。当時流行したラグジュアリーなラウンジスタイルのインテリアを代表するデザインとも評されますが、どこをどう見てもまさしくパントンワールド全開!です。

 

床・壁・天井を一体化させた有機的な空間のなかに同化するように存在感を放つチェアこそが、まさにAmoebe(アムーベ)。ミッドセンチュリー期にありながら近未来をも想像させる曲線を多用した独特の色彩構成は、きっと彼にしか生み出せないと思わせるほど美しく感じられます(ヴィジョナ展やファンタジースケープで検索してみて下さい。圧巻です!)。

 

 

 

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さて、展覧会の様子からもその見た目のインパクトに目が奪われがちですが、もちろん“ チェア ”としての実用面も優秀です。ラウンジチェアと座椅子の中間くらいのゆったりくつろげる高さ。テレビを見るのにも本や漫画を読むのにもちょうどいい背もたれの角度と座面の硬さ。そしてなぜか、操縦席に座っているような感覚にもなる座り心地。

 

 

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「グレーとベージュの味気ない日々をおくり、多くの人々は色を使うことを死ぬほど恐れている」と語る彼の得意分野といえば、そのポップな色による表現ですが、今回入荷したファブリックカラーはブラックです(vitra / ヴィトラ社ではさまざまなカラー仕様をお選びいただけます)。VISIONA2展のようなカラフルで浮遊するようなインテリアに憧れている方には少々物足りないかもしれません。でも色味を抑えることによって際立つ、斬新で未来的なその曲線美。フォルムを存分に味わいたいという方には、実はブラックカラーのほうがぴったりかもしれません。

 

 

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木を使う北欧の伝統的なデザインを「保守的だ」と嫌い、デザイナーを束縛せず安価に生産ができるプラスチック素材に魅了されていったパントン。彼の仕事の主たる目的は、“ 人々にもっとイマジネーションを行使するよう強いること ”だったそうです。こちらはプラスチック素材ではありませんが、Amoebe(アムーベ)もまた彼が示した新しいデザインのひとつ。生活がもっとエキサイティングになるようにという励ましが込められています。

 

この椅子に座って日常を過ごすことで、考えごとがまとまったり新しい発想が生まれたり、もしかしたら“ 学校の勉強 ”もはかどるかもしれません。ぜひパントンのデザインの力を借りて、より充実した毎日を送ってみてはいかがでしょうか?身体を優しく包み込む極上の座り心地の《単細胞》が、学芸大学店でお待ちしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

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