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ブロドレーヌ・ミリウス Brodrene Mylius トリプルキャンドルホルダー 燭台 ピューター BM 3650 ノルウェー ビンテージ ~灯りのゆらめき、切り取る空間~
![](/archives/wp-content/uploads/2023/02/0226-a17.jpg)
Brodrene Mylius
BM 3650 Candle Holder
風は冷たいけれども空気はそれほどでもない。春が近い事を感じ取れるお日柄です。
私は花粉症で別の意味で敏感になっておりますが(笑)、春や秋というのは空気感の変わり目にあたるからか、その質感の違いを敏感に感じられる方も多いはず。
置いて、飾って使うとお部屋の空気感が変わる、そんなアイテムが今回のご紹介です。
華奢過ぎず、古過ぎず、カッコいい
普段のブログからするとちょっと珍しいアイテム、キャンドルホルダー。
皆様からのご依頼お見積りの甲斐あって、たとえばKiviというガラスのキャンドルホルダーなどは多くお取り扱いさせていただいております。(※コラム等もございますので宜しければ是非。)
しかしながら、こんなビンテージなアイテムも実は取り扱っているのです。
ビンテージらしい経年感が魅力を増幅しているホルダー。
錫(スズ)と呼ばれる物質を主とするピューターという物質が今回の素材です。
少し前まではそのアンティークライクな質感は人気をひそめていましたが、日本でも安藤政信さんが銀彩によってその質感の再現を試みるなどその質感は唯一のもの。
今注目度が高い素材のひとつとなっています。
持ってみると、重すぎる事はないまでもきちんと質量を感じられるピューター。
スズに僅かな銅、レアメタルのアンチモンを加えて作られるピューターは加工しやすい柔らかさと錆びにくいという特色を持った金属。
そのため状態が良いものが残っている事も多く、時間が経っても当時ものの雰囲気を楽しめる嬉しい結果となっています。
おおよそ1950-1960年ごろ、ミッドセンチュリー期に製造されたと思われるこのキャンドルホルダー。
トリプルと呼ばれる三又のタイプ。クラシックな燭台の印象を残しながらもモダンなディティールが込められています。
3つに分かれた脚部が描く形は△(三角)。垂れるロウを受け止める役割もある受け皿の形も△、隣り合う脚が切り取る空間も△です。三角、好きだったのでしょうか。
コンセプトがはっきりしながらも嫌味のない連続性はミッドセンチュリーらしい抜群のバランス感覚。
テーブルやAVボード、シェルフにそっと置くだけでも彫刻作品を飾るかのような上品な空気感をもたらしてくれます。
自分にシンパシーのあるバラバラのアイテムを、どう組み合せるのかという事が個性としての魅力となっている現代。
灯りが持つ温もりを含めて取り入れたい方にはもちろんおすすめ。LEDのロングタイプキャンドルも販売されていますので、火の元を気にせずお楽しみ頂くことも可能です。
ネックレス等アクセサリーをかけたり、3種類のインセンス(お香)を入れてその日の気分で楽しむなんてのもオツだと思います。参考までにホルダーの直径は約2.2センチです。是非ご検討ください。
素敵なデザインのインテリアは家具から雑貨までお買取りも頑張っておりますので、お楽しみいただいたアイテムを手放す際は是非お気軽にご相談下さいませ。
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