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ハーマンミラー Herman Miller チャールズ&レイ イームズ 名作チェアの競演 ~ アイコン的存在のアームシェルチェアとアメリカのモダンデザインの基礎となるDCMプライウッドチェア
Herman Miller
Arm shell chair & DCM Plywood chair
圧倒的な人気と絶対的なインテリア性で高い評価を受けているチャールズ&レイ イームズによる、アームシェルチェアとDCMプライウッドダイニングチェアのご紹介となります。
皆さんも良くご存じのアームシェルチェアは1948年にデザインされ、DCMプライウッドチェアは1946年にデザインされました。それから70年の時を超えても愛用されているTHE Designers Chairとなります。
ポップなカラーリングが多いシェルチェアとクォリティの高さが実感できるDCM
まずは、DCM(ダイニングチェアメタルレッグ)プライウッドダイニングチェア。こちらは頭文字が商品名で当時らしいネーミング。
当時としては革新的な異素材を合わせたモダンなチェアデザインとプライウッドによる滑らかな曲線は美しさと実用を兼ね備え、名作チェアとしての名を欲しいままにしたチェアです。
今回は、ウォールナット突板のDCM。シックな色合いとメタルレッグによるコントラスト。ウォールナットのワイルドな木目も中々印象的です。
プライウッドの背座とメタルフレームの間には、これもまたイームズならではとなりますが、マウントと呼ばれるラバー製のクッション材が使用されており、程よいクッション性と耐久性を補っております。シート後方から前面へ大きく盛り上がるような曲線により、着座時にバックレストへ自然と背があたるように設計されたDCMチェア。一脚取り入れるだけでミッドセンチュリーモダンが体現できるチェアとなります。
続きましては、Tokyo recycle imptionでは定番となりました、アームシェルチェア。当時のオリジナルデザインであったFRPシェルを近年復刻したシェルにビンテージのエッフェルベースを合わせたアームシェルチェアとなります。
ちなみにこちらは、DAR(ダイニング アームチェア ロッドベース)と略される事もございます。
発色の良いイエローカラーは、ポップで華やかな。近づいてみるとFRPならではのガラス繊維が無数に入っており、当時の工業系デザインらしい粗さと力強さが表現されています。
Fiber-Reinforced Plasticsの略で、樹脂とガラス繊維などを組み合わせることで強度を高くした繊維強化プラスチック。当時は多くのモノに使われた素材で、バイクのボディやサーフボードなどにも使われる素材です。
このように人に歴史ありではありませんが、イームズのチェアには長い歴史に加え技術の革新が常に介在する面白く深ーい味わいがあるチェアです。メディアに掲載される事も多くミーハーなイメージの方もいるかと思いますが、工学的な要素を含み近年では地球環境にも配慮されたチェアなのです。それを踏まえてご覧いただけると、また違った魅力が楽しめるデザイナーズチェアとなります。
ハーマンミラー DCM プライウッドチェア
ハーマンミラー アームシェルチェア
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