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ハーマンミラー Herman Miller サイドシェルチェア エッフェルベース マハラム生地 MODE グレー 張替 ~90年代のサイドシェルが張替によって装いも新たに
Herman Miller
side shell chair
90年代というとWindows95から始まりインターネットが爆発的に普及した年代で、ビデオからCDやDVDに変化して様々なメディアがPCを介して使えるうようになった印象ですよね。それから携帯電話でしょうか、i-mode懐かしいですね。
本当にいろんな事が変化しだした年代の中で、イームズのサイドシェルは、3rdと呼ばれているFRPシェルの終焉を迎えた時期のビンテージチェアです。ハーマンミラー社は、この段階からガラス繊維を含んだ樹脂に対して疑念を持ち、地球環境に配慮した素材へとチャレンジを始めていた年代の希少なビンテージ品です。
90年代のサイドシェルが張替によって装いも新たに
50年代にこのサイドシェルチェアがデザインされた頃は、多分400ドルや500ドルで買えるチェアを目指していたのかなと個人的に推察しています。当時も今もデザイナーズのチェアや家具は物凄く高額ですから、4-500ドルの椅子だと安価に思えますよね。リプロダクトもあまり存在しない時代でもありましたし。
それが20年、30年と経た中で、工業技術の発展や新素材が出来た事でデザインされた当時とはまた違った事情で変更や改良を余儀なくされながら、イームズの思想や信条を受け継ぎ今なおこうしてファンの多い椅子は、世界広しといえどハーマンミラー社のサイドシェルだからではないでしょうか。
そして今回は業者さんにお願いして、アメリカ発祥のテキスタイルブランドマハラムで張り替えてもらいました。マハラムは、イームズのプロダクト同様、MoMa(ニューヨーク近代美術館)に永久貯蔵されている数少ないテキスタイルブランドです。
マハラムは、イームズやジョージ・ネルソンのデザインをテキスタイルにした事から、親密な関係であり彼らのプロダクトへの流用も多いので、お詳しい方だとこの組み合わせをお探しの方も多いと思います。
デザインが生まれてから約60年-70年経っても皆に求められるイームズのデザイン。通常のサイドシェルと違い柔らかな座り心地が特徴です。
シェルのアウトラインにはブラックのモールが張られ、グレーマハラム生地で間延びしそうな所をしっかりと引き締まったコンビネーション。レッグはエッフェルベースの1stタイプブラックを取り付けてあります。モダンな空間にも生える組み合わせです。今回は非常に座り心地が良いので、イームズのチェアを初めて導入しようかと迷われている方には大変おすすめのチェアです。
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