Arne Norell
Sirocco Lounge Chair

こんにちは！祖師谷大蔵店のユキナです。少し前から流行っている「DIY」という言葉。何でもネットで手に入るような便利な時代ですが、昔のように自分の手で一から何かを作りながら暮らしたいと思う人が増えているようです。コンテンポラリーで最先端の技術を用いた家具が多く生まれる現代ですが、「DIY」なライフスタイルのトレンドと同じようにビンテージ家具に見られるアナログなギミックで、その時代の背景やノスタルジーを楽しむ方もまた、多いように思います。この流れになったのは、現代が便利になりすぎたからではないでしょうか。

そんな今だからこそオススメしたい”アナログ”なチェアが入荷致しましたので、ご紹介致します！「ノレル  Norell 」社より「シロッコ Sirocco 」シリーズのサファリチェア。どうぞ最後までお付き合い下さい！

アナログ家具を楽しみたい方へ

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同社の創設者でありデザイナーでもあるアルネ・ノレル。同氏はスウェーデンに生まれ、戦後様々な作品を世に送り出しました。その中でも彼のアイコン的存在が1964年に誕生したこちらのサファリチェア。サファリチェアと言えば、デンマーク「コーア・クリント」のサファリチェアを思い浮かべる方が多いと思います。このシロッコチェアは製作にあたって、そんなコーア・クリントのチェアからインスピレーションを受けたとも言われています。名作は更なる名作を生むものなんだなとつくづく感じさせられますね。

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そもそもサファリチェアのルーツは、イギリス軍が野営の際に使用していた組み立て式のチェアから着想を得て作られたそうです。一番の特徴は、運搬時を想定して分解可能なノックダウン式であること！ノレル氏のチェアも「コーア・クリント」のサファリチェアと同じように、フレームはアッシュ材、座面・背もたれ・肘置きは本革、金具は真鍮を使用しており、接着剤やねじ/釘などは使用しておりません。

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強度を心配されている方もいるかもしれませんが、座裏は縄紐を使って締め上げ、レザーにはステッチが施されているなど、緻密な計算のもと強度は十分に保たれております。そんなステッチや金具はルーツであるミリタリーデザインが垣間見えるポイントでもあり、見どころがたくさん隠れています！

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サファリチェアに実際に座って見ました！アームのしなやかなレザーが肘をしっかりと支えてくれ、レザーのしっとりとした質感を肌で感じることが出来ます。また座面のクッションの程良い硬さと、背もたれのレザーの程良い張り感から、身体をしっかりと支えてくれている印象でした。女性の私にはかなりゆったりとしたサイズ感だったので、男性はフィット感を感じられるかと思います。組み立て式のチェアと聞くと簡易的なイメージを私自身も持っていたのですが、機能性とともに深く腰掛けて長時間座っていたくなるような座り心地を感じられました。皆さんにも是非実際に座って体験してみて頂きたいです！

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ちなみにシートクッションはスナップボタンで止めるタイプとなり、簡単に取り外しが可能です。専用のクッションは勿論、気分を変えてデザインの異なるクッションをお使い頂くのも面白いかもしれませんね♪

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「アルネ・ノレル」のシロッコサファリチェア、いかがでしたか？便利な現代だからこそ原点に立ち返って、自分の手で何かを作ってみたいと心みる方が増えているように、昔ならではギミックを用いた家具を楽しみたいと思う方も多いのではないでしょうか？当店で久しぶりに入荷したサファリチェア。前からお探しだった方も、一目惚れしてしまった方もお早めにご検討下さいませ！祖師谷大蔵店に展示しておりますのでお近くの方は是非、店舗までお越し下さい！