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ドリアデ Driade アーチャーチェア ED Archer Chair レザーチェア ブラック フィリップスタルク 本革 ~一目で心を奪う~
Driade
ED Archer Chair
心を奪うインパクト。それはアイテムを目にした時に、デザインがとても分かりやすく伝わる瞬間です。
暮らしに馴染むデザインも素敵ですが、世界に埋まる事を拒むように挑戦する、それもまたデザイン。
恰好の良い椅子が入荷致しました、是非ご紹介させてください。
座る淑女
デザインはフィリップ・スタルク。現在も一線で活躍する現代のデザイナーです。
日本にある氏の作品で一番分かりやすいのは、浅草のビルの上にある金色の炎のオブジェ。
こちらの作品の名前はFlamme d’or(黄金の炎、フランス語)とそのままですが、
とても印象的なデザインをする、フランス出身のデザイナーです。
氏の作品はとても奇抜に見えますが、使う人の事を考え尽くした機能性を持っている事が、世界で活躍している理由の一つ。
例えば氏の作品の一つに「Juicy Salif(ジューシーサーリフ)」というキッチンで使う絞り器があるのですが、パッと見は近未来なロケットのオブジェです(個人の感想です)。
しかし、そのロケットのてっぺんでレモン等を絞ると、船体に刻まれたミゾから果汁が流れ、噴射口に集まり滴り落ちる。とても理にかなった設計。
奇抜だけではなく、使いやすいだけでもない。期待を超える物を私たちに示してくれる歴史に残る名デザイナーです。
今回のチェアはエド アーチャー。
黒のレザーがジグザグと線を描き、存在を主張します。
チューブ状のスチールがフレームとなり、それに本革がドレスのように纏われている形。
座面裏にあるレースアップの部分も革靴やコルセットのようで、一昔前の、品のある淑女の方々を彷彿とさせます。
落ち着いた色味ながら鋭く突き出す後ろ脚。
鋳造のアルミで作られた後脚は「サメのヒレ」と呼ばれ、細さを感じさせながらも頑強で、しっかりと体重を支えています。
レザー部の黒い面積が大きくとられているので、シートが宙に浮いているように見える事で
他には無い、特別なダイニングの時間を演出します。
シートは座りはじめる膝から中央にかけてわずかにくぼむ事で、腰掛けやすさと脚の納めやすさがあります。
評価の高いコスト(フランスにあるカフェ・コストのために作られたシリーズです)の椅子と同じように3本脚としている事で、椅子がとる面積が小さくなり、通りかかった際に足を引っ掛ける事も少なくなるように設計されています。
3本脚ですが、素材の重さで安定感があり、安心してお使い頂けます。
選び抜かれた素材。考え尽くされた使い心地。そして目にした人の視線を止めてしまう、驚きを秘めたかたち。
家具は使う人の表現の一つになった今、求められるものを満たして新しい驚きを与えてくれる椅子はとてもスペシャルです。
今回、学芸大学には2脚入荷致しました。気になった方、どうぞお早目にご検討くださいませ。
Driade ED Archer Chair A
Driade ED Archer Chair B
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