Japan Vintage
Sidebord Of Rosewood

 

 

現在流行の真っ只中である、80年代を中心とするテイスト。

ポストモダンの一言でくくるにはその幅は広く、色や形の主張で既存の概念をぶち壊すかのようなモノもあれば、

モダニズムが生み出した金属の無機質と、贅沢な素材の持ち味を組み合わせたような正当進化系のようなアイテムも。

甲乙入り乱れてのデザイン百花繚乱時代。いったいどれが人の心に響いていたのでしょうか。

 

そうは書きましたが、きっとどれも人の心を動かしていたのでしょう。今回はそんな強烈なエネルギーが各所に渦巻いていた熱狂の時代を感じさせてくれる、当時もののアイテムをご紹介致します。

よろしければ、最後までお付き合い頂ければ幸いです。

 

 

生き物のオーラを感じる木

 

 

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今回ご紹介はジャパンビンテージのサイドボード。

その強烈な木目に表れるエネルギーに何よりも目を奪われます。

 

 

 

 

 

 

ローズウッド。直訳するとバラの木ともなりますが、実はバラと関係がないこの木材。

新鮮なものからはバラに似た香りがするのがその名の由来との事。

日本では紫檀(シタン)とも呼ばれる古来よりの木材です。

 

 

 

 

 

 

その特徴としてはとても緻密で堅く、重いこと。

単純に言えば強度に関する不安が少なくなるため、他の木材よりもより細く、繊細な表現が可能になります。

実際北欧の優れたデザイナーズチェアにはローズウッドが用いられたものが少なくありません。

 

そして非常に綺麗な縞模様が表出するため、自然がもたらした貴重なものとして珍重されたローズウッド。

比較的資源が豊かであったミッドセンチュリー前後の時期でも、その価格は段違い。

同じ仕様でもオークやチークと比べて3割増しの値段で販売しているメーカーもあった程です(ちなみに現在は、ワシントン条約によって取引自体が厳しく制限されています)。

 

 

 

 

 

 

今回のサイドボードにはそんなローズウッドがたっぷりと使用されています。

木材は「ブックマッチ」と呼ばれる左右対称になるようにあしらわれ、自然のものでありながら数学的美しさを感じさせます。

 

サイドボードとして綺麗な見た目になるように、手持ちの素材からあれでもないこれでもないと試行錯誤する職人さんの苦労を想像してしまう(笑)見事な出来栄えです。

 

 

 

 

 

 

そして収納は文句なしのたっぷり感。

中央にはスモークカラーの引き戸が用意され、軽やかさを加えながらも収納物が目につかないように配慮されています。

そして両端には時代を感じされてくれるマグネットタイプの開き戸。右側には立ったままでも使いやすい上方に引き出しが2杯。

棚板は上下5センチ間隔で高さを調整出来るようにネジダボが備わっています。

 

横幅はあるものの高さは80センチと腰ぐらいの高さなので、視界を圧迫しないスマートな使い方が可能です。

 

 

 

 

 

 

そして、すこし地味ですが特筆すべきなのが背面。こちらにもしっかりとローズウッドが使われています。

 

名品と呼ばれるアイテムであっても、背面は単板やパルプボードという事も少なく無いサイドボード。背面を壁付けにする事の多いアイテムに、そこまでコストを必要とする人は多くないという理由があるかと思います。

 

ですが、そのリスクをひっくり返してでも作られたこのアイテム。幅200センチというロングサイズよって広く取られた面積は、見る人を驚かせてくれるインパクト大です。

 

手抜かりのなさが光るアイテム。あえて壁付けにして「実は・・・」と、自分だけの秘密にするのもオツではありますが、お部屋の中心や、ルームディバイダー的な使い方をなによりもオススメしたい、カッコイイ逸品です。

 

 

 

 

 

足元にはジョージネルソンのモジュラーグループソファのような、ミッドセンチュリーらしさも感じる事の出来るフレーム。

素材はたっぷりと、足元は軽やかにしっかりと。製造元は不明なものの、さぞ研究熱心な人たちに造られたであろうこのサイドボード。

 

無名であっても、”背中”を見れば自ずと分かる。そんな素敵なサイドボードはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

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