シンガー SINGER ビンテージ ミシンテーブル 工業用ミシン 網目ミシン脚 昭和レトロ ジャンク品 ~ 「憧れの最高級ミシン」 ~
SINGER
Sewing machine
ミシンと言えば、今では電動でキビキビ動いたり、色々な縫い目をスイッチ一つで選択できる”コンピューターミシン”が一般的ですよね。
しかしミシンの歴史はとても古く、製品として流通したのは約170年も前のことなのだそうです。
その頃のミシンは、足でふいごのような板を踏み、その動力で稼働させていたのだとか。
踏んでいる間だけ作動するという事は、昔の手押しポンプ井戸や、アコーディオンのような使い勝手だったのでしょうか? なんだか面白いですよね。
「憧れの最高級ミシン」
そんな足踏みミシンを世界で初めて普及させたと言われているのが、今回ご紹介するミシンの生みの親「シンガー singer」社です。
ご覧の通りレトロな佇まいが素敵な一点となっておりますが、シンガー社が製造するミシンは非常に性能が高く、特許取得から4年後のパリ万国博覧会では最優秀賞を受賞する程に。それから瞬く間に世界的ベストセラーとなりました。
当時多くの主婦からの憧れを集めた逸品「シンガーの足踏みミシン」と言えば、おばあちゃん世代でご存じの方も多いかと思います。
今では別の視点からも再注目されており、ミシンの土台をリメイクしたテーブルが人気を博しているのだそうですよ。
それではディティールを見てみましょう。
ミシン本体のシリアルナンバーに注目してみてください。
シンガー社はこのように自社で生産したミシンの数を管理していました。
読みにくくなってしまっていますが「F40・・」~なので、1913年製ということがわかります。
1913年と言えば、かの有名な豪華客船タイタニック号の沈没事故が起きた1912年の翌年。
そんな時代のものがこうして現存している事って、すごい事だと思いませんか?
脚部にはキャスターが搭載されていますね。
この仕様は家庭用に生産されたものなのだそうです。
今ではそのまま転がす事が難しい程にすり減ってしまっていますが、100年以上を経ても破損していない堅牢さ。流石は当時のもの作りと言う所でしょうか。
ミシンの質感、ベルトの風合い、そのどれもが当時の設計、製法、技術をそのまま表しているかのようで、小さな博物館のような存在感を醸し出しております。
そんなシンガー社の足踏みミシンが、今ではリメイクテーブルの素材として注目されるようになっている理由も何となくわかる気がします。
インターネットで様々な国の情報と繋がれるようになった現代、それはライフスタイルにも広く影響し、インテリア一つに対しても本物志向が深まる中、シンガーミシンのように贅を尽くして作られながらも手に届く価格帯で手に入れられるアイテムはそう多くはないのではないかと思います。
レトロに感じられる心地良さも、インテリアデザインとしてではなく、時代が必要として生み出された造形。
当時の技術の粋を集めて作られた最高級品である事は言うまでもなく、その重厚なマテリアルや繊細な装飾には底知れない魅力があります。
そういった魅力に気づいた現代の人々の中にもまた、かつての人々と同じ感性が宿っているのかもしれません。
こちらはおまけの写真。
ミシンを保護するボックスもあるんですよ!かわいいですよね。
如何でしたでしょうか。
ご自宅には勿論、店舗用什器としても、素敵な空間作りにお役立て頂ける逸品となっております。
imptionでも稀となる、ミシン本体が現存しての入荷。
一点のみのお取り扱いとなっておりますので、是非この機会にご検討くださいませ。
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