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カールハンセン&サン Carl Hansen & Son CH008 コーヒーテーブル Φ78cm オーク無垢材 ハンス・J・ウェグナー ~シンプルな美しさ~
![](/archives/wp-content/uploads/2024/05/4-31-e1716699920480.jpg)
Carl Hansen & Son
CH008
作品としてのデザインではなく、実用性を共存させた家具としてのデザイン。
見た目の美しさと使い心地の融合を追い求め続けた結果、あるデザイナーは生涯に数多くの名作を手掛けることになります。
ピーコックチェアやYチェア、そしてザ・チェア。
本日紹介させて頂くのは椅子の巨匠が独自の哲学を持って完成させた名プロダクトです。
シンプルな美しさ
家具をよく理解し、生活の道具として常に使いやすさを忘れないデザイナー、ハンス・J・ウェグナー。
芸術作品としての家具ではなく実用性を上手く共存させた家具として完成させる彼のデザインスタイルは今日まで多くの人々を魅了してきました。
それらはまさにデニッシュモダンの代名詞。
彼のデザイン全てに反映されたそのスタイルの根本には強いデザイン哲学があります。
同じテーマの作品を繰り返し新しくデザインする事で自身の世界を構築し、時代を超えたデザインを完成させたウェグナー。
「私にとってそれは、よりシンプルにしていく作業。4本の脚、座面、背、アーム、そしてそれをつなぐフレームというように、必要最小限なところまで、無駄をそぎ落とすということなのです。」
この言葉の通り彼は削ぎ落すデザイン法を繰り返していたそう。
優美ながらミニマムな佇まいは極限にまで突き詰めたシンプルへの探求にあります。
CH008も同様、シンプルの追求が生んだ名プロダクト。
無駄の無いかたちに込められた美しさ、無垢材が持つ豊かな素材感が心地よく融合したコーヒーテーブルです。
程良い厚みに、やさしくテーパーがかけられた天板。
絶妙なバランスが木材が持つ本来の魅力を十分に引き立てます。
丸みと厚みを持たせながらもすっきりと佇まうCH008。
ほどよい傾斜で広がる3本脚が全体のバランスと体重を支えます。
高い完成度を追求したウェグナーの典型的なデザインの名作としても認知されている同テーブル。
目に見えない箇所にも努力を注力した作品と言われています。
天板と脚を繋ぐこの仕様がまさにそう。
視界に入らないように、しかしながら美しく堅牢に。
巨匠のデザイン哲学はあらゆる場所に宿ります。
主材は良質なオーク材。
力強くはっきりとした杢目と温かい木色が美しいデザインを引き立てます。
使う毎に確かに増す風合いや味わいもこのテーブルの魅力です。
究極のデザインは同時に究極のシンプルであると煽るハンス・J・ウェグナー。
彼はデザインに関して力強い言葉をのこしています。
「家具に裏表があってはいけない」
この哲学こそが世界中で今でも愛され続ける理由なのかもしれません。
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