Carl Hansen & son / Rud Rasumussen
Folding chair MK99200

本日は、デンマークを代表する世界的な建築家兼家具デザイナー、モーエンス・コッホ（Morgens Koch）を世に知らしめた傑作『 フォールディングチェア MK99200 』のご紹介♪

デンマーク最古の工房が製造した「最も美しい折り畳み椅子」

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製造を手掛けたのは、1869年創業デンマーク最古の家具工房” ルド・ラスムッセン / Rud Rasumussen “。2011年よりカールハンセン＆サン社（Carl Hansen ＆ Son）の一員となり、現行品は同社により製造販売が続けられております。

ルド・ラスムッセンは世界最高峰の技術力を有し、高品質の家具を製造。デンマークモダンの父と言われるコーア・クリントの作品も同工房で多く作られていました。その長い歴史は2016年に惜しまれつつ幕を閉じ、同社製造の家具は現在その希少価値を高めています。

今回の作品はビンテージ品としては比較的保存状態も良好で、モーエンス・コッホとルド・ラスムッセン両方のネームが記されたロゴプレートも確りと現存しております。

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モーエンス・コッホの作品は、家具デザインの他にも、住宅設計やテキスタイル、シルバーウェア等、分野は多岐に渡りますが、一貫してシンプル且つ機能的、そして上品なフォルムが融合し、ブレないデザイン哲学が内包。それら多くは、Eckersbergメダル(1938年)、C.F.Hansenメダル(1963年)、ID　Prize(1992年)等、数多くの栄誉ある賞を受賞しています。

同氏は元々コーア・クリントが教授をしていた名門・デンマーク王立芸術アカデミーにて学んでいました。1925年から5年間コーア・クリントの元で仕事をしたほか、同氏も1950年より18年間に渡り同校の家具科にて教授を務めました。

同作は教会で使用される目的で、1932年に開催されたコンペティションの為デザインされました。当時その斬新さから「売れるわけがない」と、どの工房も製造を拒み直ぐには商品化されませんでしたが、1960年代のデンマークモダンデザインの流行と共に再評価。彼の才能に着目したコーア・クリントの紹介によりルド・ラスムッセンへデザインを提供する事となります。現在その人気は世界にひろがり「最も美しい折り畳み椅子」と称されています。

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軽量且つフレキシブルな椅子は、座面を持ち上げる事で簡単に折り畳み可能。デザインの一部となっている4つの真鍮製のリングがそれを実現しています。

真鍮は経年により酸化し黒ずむ事で味わいを増していきます。またアームには厚さ約3mmのヌメ革を使用。コーティングが無い為、日々の使用で生じる汚れ等が使い込まれた素材の美しさが感じられ、また太陽光により飴色に変化していきます。

手狭な日本の住宅事情にも優しくスッキリと収納！カールハンセンの公式サイトでは、同作専用の収納ラックも見られました。来客時の補助的なダイニングチェアとしてもお使い頂けます。折り畳む時に座面を山折りし、その間に背もたれを挟み込む事で自立させる事が可能です。

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現在カールハンセン社の定番はキャンバス地かレザーにオーク材フレームを組み合わせたモデルですが、こちらはブラック色の本革に世界三大銘木マホガニー材を組み合わせた贅沢な逸品。

赤みを帯びたフレームに対し、メリハリをきかせ、厚手のブラックレザーはホワイト色の糸で確りとステッチが施されています。従来の折り畳み椅子とは一線を画すラグジュアリーな雰囲気は、他の北欧名作椅子とも決して引けを取らず、コレクターズアイテムとしても是非オススメ致します！1脚のみの在庫となります。ご注文はお早めに♪