Cassina ixc
678 PORTOVENERE  Love Sofa

 

 

ベランダにある鉢植えに、小さいけれども質量がある虫が飛んでいました。

何の虫かと思ってよく見たら、それは小さなミツバチでした。

 

もう寒い季節になってきましたが、最後の冬の仕込みでしょうか。あくせくと蜜を集めて飛び回るその姿は一生懸命で、どこか愛らしい姿でした。愛情を注ぐなんて言葉もありますが、普段の忙しい暮らしの中でそれを続ける事は中々に難しい事。自分を見て、周りを見てそう思います。

 

けれどもそんなシーンの中心になる場所があれば。

今回のご紹介はそんな1台のソファです、宜しければ最後までお付き合いください。

 

 

 

一緒にいる相手と向き合う事

 

 

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イタリア。皆さんはこの言葉からどんなイメージを連想するでしょうか。

温かな日差し、青い海、活力、ピザ、ピサ、パスタ、トリコロール、オペラ、ローマ、アモーレ、伊達男、ファット ア マーノ・・・。

 

色々とありますが、やはり地中海やアドリア海からくる 温暖な気候と、その中で培われた陽気な人々のイメージがありますね。個人的には、劇場アニメ 紅の豚に出てくるピッコロ社の人々がたまらなく好きです(世界大恐慌時代のイタリア近辺がモチーフらしいです)。

 

 

 

 

 

 

普段の暮らしに接するイメージだとそんな陽気さ加減が素敵ですが、仕事に対してイタリアの人々はとても実直。

 

古くはローマ時代の建築から、現代では国民車から高級車、そして食生活にいたるまで、多くの規範を生み出してきた国。インテリアにいたってもそれらを支えた職人気質は貫かれています。

 

 

 

 

 

 

 

今回のアイテムを製造したのはカッシーナ社。チェーザレとウンベルトのカッシーナ兄弟によって1927年に設立された会社がその発端となっています。

 

それ以前から教会で用いられる椅子や船舶の内装などを手掛けていましたが、1950年代に入り建築家、デザイナーとの連携を密にしつつモダンファニチャーの製造へと転換を図ります。

 

建築家ジオ・ポンティとの協同から生まれた最軽量の木製椅子 スーパーレジェーラなど、アルチザンと呼ばれる職人の高い技術を必要とするアイテムの製造。そしてル コルビジェ、ピエール・ジャンヌレ、シャルロット・ペリアンという黄金トリオによるLCシリーズの復刻を許されるほどの高品質な量産体制。

 

パッと見は相反する要素を、高い水準で保ち続けたからこそのトップランナーです。

 

 

 

 

 

 

そんなカッシーナが白羽の矢を立てた現代の建築家、デザイナーがヴィコ・マジストレッティ。1920年イタリア ミラノに建築家の息子として生まれた彼はイタリアからモダンを牽引した人物です。

 

イタリア国内での業績が多いため日本では少し踏み込んだ位置にいるデザイナーですが、受賞歴だけでもミラノトリエンナーレではグランプリと金賞、コンパッソドーロ賞を2回とすさまじい実績です。

 

美の殿堂であり市井の人でもデザイナーを知る目安となるMoMAには、名作マラルンガをはじめ12点ものアイテムが収蔵されています。

 

 

 

 

 

 

今回のソファの名前はポルトヴェーネレ。イタリア語でポルトは港、ヴェーネレはヴィーナス。バイロンら大詩人もその景色を絶賛した街の名前が取られています。シートの幅は160センチ、奥まったところでも125センチと2人掛けとしてはちょっと贅沢なサイズ感。余裕を感じてお使い頂けます。

 

高さは87センチ。座った時にはちょうど肩口あたりまでカバーする高さ。両サイドに伸びた背もたれはマラルンガと同じように動きます(こちらの稼働は左右方向ですが)。

 

視界を必要以上に遮らず、包まれている感覚を与えてくれるように図られています。背もたれを内側に折り込めば、頭部を預けられるガイドみたいに使う事も出来ます。

 

 

 

 

 

 

 

ファブリックには大理石や石灰岩を思わせるさっぱりとした色味のものが採用されています。程よくざっくりとして凹凸感があるので手触りも良く、普段使いにも楽しめます。

 

座面に使われているクッションは、弾力のある芯材を柔らかなガーゼのような生地で包んだもの。これのおかげで座りはじめは ふかっとして、沈み込んで弾力が来るという幸せな座り心地。

 

隙間が空くと地味にしんどい腰回りにはサポート用のクッションが付き、ここで過ごす時間を心から大切にしようというデザイナーの心づかいが感じられます。

 

 

 

 

 

 

このシートは二人掛け。座面のクッション一つにサポートのクッションも一つ。

 

一緒にソファに腰掛ける相手と、ちょっと気まずい時には左右に伸びた背もたれにもたれかかって様子を見るのも良いでしょう。

 

近くにいたい時には身体ごと相手を向けるよう、座面に付けられたカーブが応援してくれます。真ん中にお子さんやペットの素敵な+αがあっても良いかもしれません。

 

 

 

 

 

陽気に愛を謳うイタリア人が重要視する、大切な相手と一緒に過ごす時間。歴史に名を記すデザイナーとメーカーが、その課題に実直に向き合ったであろうアイテムです。

 

コンパクトな2人掛けソファの事をラブソファと呼ぶ事がありますが、これこそがラブソファと呼びたい。そんな素敵な1台です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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