Ebenezer Gomme G-PLAN
DANISH Series Extension Dining Table

 

 

本日は、ミッドセンチュリー期の北欧デザインに代表される家具デザイナー ” イブ・コフォード・ラーセン / IB Kofod-Larsen ” によって手掛けられた英国老舗家具メーカー ” エベネゼル・グーム / Ebenezer Gomme ” 社の家具ブランド ” ジープラン / G-plan ” より、現存数が極めて少ない ” ダニッシュ / DANISH ” シリーズの『 チーク材 ビンテージエクステンションダイニングテーブル 』のご紹介です♪

 

 

 

優美な曲線と機能性に富んだ巨匠IB K.ラーセンによる至極のテーブル

 

 

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1898年イギリスで創業した老舗家具メーカー ” エベネゼル・グーム / Ebenezer Gomme ” 社。1952年からスカンジナビアン・デザインから色濃く影響を受けたブランド ” ジー・プラン / G-PLAN ” を発表し、これまで「 Oak シリーズ 」、「 Black & Brass シリーズ 」、「 フレスコシリーズ 」、「 Teak シリーズ 」… といった異なるテーマと様々なデザインや材質を持ったシリーズを数多く展開しました。

 

 

 

 

現在、日本でも人気の高い北欧デザインの家具は当時初めて ” ジープラン / G-plan “によって紹介され、ロンドンを中心に瞬く間に流行し、徐々に国外へと浸透していきました。

 

 

 

 

生産される家具はどれも機能性に富み、当時の雰囲気を伝える何処か懐かしさのあるデザイン、都市生活者向けに配慮された日本の住環境にもしっくりと馴染む小振りなサイズのもの等、アンティーク市場では不動の家具ブランドして知られています。

 

 

 

 

デザインを手掛けたのは、デンマーク人デザイナー ” イヴ・コフォード・ラーセン / IB Kofod-Larsen ” 。

 

” ハンス・J・ウェグナー ” や ” フィン・ユール “、” アルネ・ヤコブセン ” ら北欧の巨匠デザイナーと同様に、ダニッシュモダンデザインを広く世界に広めた功労者の一人として知られています。

 

 

 

 

 

 

特に同氏の代表作 ” エリザベスチェア / Elizabeth Chair ” は、デンマーク本国において「 世界一美しい椅子 」と称されており、その彫刻的な美しさは世界的デザイナーで数学者の ” ピート・ハイン ” が「 椅子と彫刻 」という詩をイラスト入りで発表する程。

 

また1956年、” クリステンセン＆ラーセン ” 社から発表した2年後にコペンハーゲンに訪れていたエリザベス女王が同作を気に入り購入した事から命名され、その知名度は益々世界に広まる運びとなりました。

 

繊細かつ構造的に秀逸な家具の数々は、時代の流れにも色褪せる事無く暮らしに溶け込み、多くのインテリアファンから注目を集めています。

 

 

 

 

他のシリーズからもリリースされている伸長式テーブルは、角型・丸型・オーバル型と数多く存在し、当インプションでも度々ご紹介して参りましたが、本作は同氏によりデザインされた一風異なる「 ダニッシュ / DANISH 」シリーズのエクステンションダイニングテーブル。

 

 

 

 

 

 

それら多くは大概追加天板と共にフレームをスライドさせ伸長させる仕組みですが、こちらは追加天板の土台が独立しており、その土台をスライドさせて追加天板を嵌め込む凝った仕様。2枚の追加天板はメイン天板の下に格納する事が出来るように収納スペースも設けられています。

 

 

 

 

世界三大銘木とされるチーク材を主材とし、温かみあるダイニング空間を演出してくれます。芳醇なブランデーのような赤みを帯びたブラウン色と独特なキメ細やかな杢目、また無垢材フレームは伝統的な北欧デザインのエッセンス取り入れた同社独自のエレガントな曲線美が目を惹きます。

 

 

 

 

追加天板を側面から見ると裏面が外側に向けてシェイプされており、大型のテーブルにありがちな圧迫感を軽減させています。ディティールにも工夫が施されています。反りの少ない突板を使用しておりますが、メイン天板と追加天板其々の縁、幕板や脚部のフレームには高級とされるローズウッドの無垢材が用いられています。

 

 

 

 

メイン天板の幅は約152cm、追加天板を1枚加えれば197.5cm、2枚加えれば243cmの3段階でサイズ調整が可能です。奥行きは約89cmで大凡～8名程の人数までお使い頂けますので、急な来客時にも確りと対応頂けます。

 

天板高は72cmと国産のテーブルと同様に平均的な高さですので、北欧のダイニングチェアとの相性は勿論、様々な椅子と組み合わせ頂けます。

 

 

 

 

ジー・プランを代表する1960～1970年頃のビンテージの気品漂うダイニングテーブル… その証として証明するゴールドのバックスタンプが存在します。

 

 

 

 

中古市場でも流通が少なく数十年経過したビンテージ品でありながらコンディションも概ね良好な実用可能のコレクターズアイテム。

 

再入荷もなかなか難しいお品物となりますので、お探しだった方は是非この機会をお見逃しなく！