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イッタラ iittala アルヴァ・アアルト Alvar Aalto 生誕100周年限定 Model 9770 1998年 ガラス プレート ~名作製造の為の木型をそのままガラス器にした斬新な試み~
iittala
Model 9770
本日はアルヴァ・アアルトの名作ガラス器「No.3030」をお持ちの方、またご存知の方に是非オススメしたい逸品、フィンランドの食器メーカー” イッタラ / iittala “より『 Alvar Aalto 生誕100周年限定 Model 9770 ガラスプレート 』のご紹介♪
名作製造の為の木型をそのままガラス器にした斬新な試み
吹きガラス職人ピーター・マグナス・アブラハムッソンにより1881年に創業したテーブルウェアブランド” iittala ( イッタラ )”。今回はコレクターも多いフィンランドを代表する建築家、巨匠” Alvar Aalto ( アルヴァ・アアルト )”のレアアイテムが入荷致しました!
アアルトが1939年に開催されたヘルシンキ住宅展の為にデザインした「No.9770」は、当時イッタラと同じく長い歴史のあるガラス工房” カルフラ / Karhula “により製造されていました。
あなたももしかしたら見た事があるかもしれないアアルトの名作「No.3030」と同じく、有機的な曲線を描く特徴的なモーフィックシェープ。そのモチーフはフィンランドの湖、白樺の根元断面、またエスキモーの女性の革パンツ等諸説あり、見る人の視点によりイメージが膨らむオブジェの様な佇まいです。
ウネウネした形を量産する為、「No.3030」では木型を使用し製作しておりましたが、こちら「No.9770」はその使用していた木型を更に型取り器にしてしまうというウィットに富んだデザインです!
元々流通量が少なく、1949年に型の権利がイッタラに移行した後、イッタラ社製品としては製作されていなかった幻のアイテム。今回の作品は1998年~2000年にアアルトの100周年を記念し同社から遂に限定復刻されたものです。
1939年の誕生当時のものは縁が平らでしたが、比較すると、復刻品の縁はやや立ち上がっている様です。造形的な美しさはそのままにより実用性を考え、平皿の様な形状に工夫が施されたのでしょうか?
余談ですが、ガラスとは熱せられ熔けていたものが冷え固まった状態ですが、木や金属と異なり確りとした結晶構造を持たない為、厳密に「個体」とは呼べないのだとか。
” 固まっている様に見える液体状態 “。言葉だけ聴くと、まるでスライムみたいな不思議な存在ですね!アアルト自身がどこまでガラスについて知っていたかは別として、同作からはそんなガラス素材本来の個性をそのまま表現しているかの様にも思えてきます。
記念品として限定販売されていたものなので、復刻とはいえ中古市場で極めて流通の少ない逸品。今回は箱も付属しております。1点のみの在庫となりますので、ご注文はお早めに♪
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