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アーコール Ercol ビンテージ センターテーブル ローテーブル W63.5cm エルム材 イギリス 英国家具 ～100年のデザイン～
Ercol
Low table
長い歴史と伝統を強く感じさせるイギリスのビンテージ家具。
古来より伝統を重んじる文化が根強いイギリスは、リペアを繰り返し何世代にも受け継ぐ事で多くの名品を現代に残しました。
受け継がれた伝統や技術は定番のデザインとなり、今尚多くの生活を支え続けています。
本日は定番の起源を作り上げたイギリスを代表する老舗家具メーカーの逸品。
アーコールが手掛けたテーブルをご紹介させて頂きます。
100年のデザイン
英国ミッドセンチュリー時代を代表する家具メーカーとしても知られる名工房、アーコール。
その始まりは今から100年程前。
1920年にルシアン・アーコラーニによって設立されました。
今も尚多くの名作を輩出するアーコールは現在も彼のファミリーによって経営されています。
イギリスの伝統的な様式の家具を製造する傍ら、伝統を打ち破り新たなデザインに挑戦したルシアン・アーコラーニ。
伝統を継承しながらも取り入れられた新しいスタイルや技術は見事に調和し、アーコールの家具を特別なものにしました。
時折感じさせるミッドセンチュリー時代の北欧家具のようなフォルムの理由はここにあるのかもしれません。
アーコールの家具の全てがシンプルで美しいデザインを持ちその全てが名作として認知されています。
今回入荷したのはそんなビンテージアーコールの中でも珍しい逸品。
スクエアトップのローテーブルです。
装飾を省いたシンプルなデザインに、しかしながら確かに感じさせる品格。
堅実なつくりが随所に表れ素朴ながら確固たる存在感を示します。
アーコールの家具の特徴である堅牢性。
しっかりとした幕板が全体のバランスと強度を支えます。
印象的な杢目と温度ある質感はエルム材によるもの。
UKビンテージ家具に多く使われているこの材はビンテージアーコールの主材でもあります。
エルム材は乾燥が難しく歪みが生じるため家具材としては不適格な素材とされていたそう。
丈夫で頑丈ながら家具として使われていなかったエルム材の乾燥方法を編み出したのがアーコールでした。
アーコールのビンテージが風合いを纏いながら良い状態で現代に残る大きな要因の一つと言えます。
伝統を受け継ぎ新たなスタイルを認知させたアーコール。
持ち前の堅牢さとデザイン性の高さは現代の生活にも確りと収まり、強い魅力を放ち続けます。
共に過ごして頂く事で、100年という永い年月愛され続けた理由が分かるはず。
ダメージも経年も、ふたつとない魅力となり暮らしに溶け込んでくれる名ビンテージのご紹介でした。
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