特集:イッタラを支えるデザイナー達
北欧の風吹かせましょう
フィンランドのインテリアメーカーと言えばイッタラを思い浮かべる人も少なく無いはず。お部屋に一つイッタラの製品があるだけで、北欧の香りを感じます。イッタラはシリーズが豊富で、そのうち世界的デザイナーがデザインした物も多くあります。本日は、イッタラの哲学を作り、受け継いできたデザイナー達とその作品をご紹介したいと思います。
Pick up items
イッタラから4シリーズ、計9点の商品を、最後は同じ傘下のアラビアからも1点、私のイチオシを紹介させて頂きます。ホームページに掲載されていないものもありますので、是非チェックしてみてください。
iittala TEEMA/ティーマ Plate & Bowl & Platter
1952年の発売以来、タイムレスなデザインで愛され続けるティーマ。フィンランドを代表する三大デザイナーの一人“Kaj Franck カイ・フランク”がデザインを手掛けています。彼が「必要な装飾は色だけ」と語っている通り、幾何学的なフォルムに北欧らしいカラーがぴったりで目を惹きます。
ティーマは色や形の種類が豊富な所が魅力ですが、こちらは現行品には無いお色ばかり。この機会に集めてみてはいかがでしょうか。
iittala Bird Bottle/バードボトル i-400 & i-401
こちらは“Timo Sarpaneva ティモ・サルパネヴァ”デザインのiシリーズから、i-400とi-401になります。ガラス、陶器、鋳物、テキスタイルなどの素材やグラフィックアートのプロフェッショナルでありながら、教育者でもあるサルパネヴァ。一目でムクッとした鳥を思わせるデザインは、彼の洗練された表現力と吹きガラスの職人の熟練の業が成せるものです。
iittala Taika/タイカ Plate & Tumbler
お次は、フィンラインド語で「魔法」を意味するタイカシリーズから、切り絵の様なイラストが魅力の大皿と、そのイラストが彫刻されたタンブラーのご紹介。
この大胆なイラストは、フィンランドの大自然をテーマにするアーティスト“Klaus Haapaniemi クラウス・ハーパニエミ”がデザインしたものです。デザイン界の最も注目すべき新星と評価されてもいる彼の魅惑的な世界観は、眺めているとどこか遠くの世界に居るような気持ちにさせてくれます。たぶん魔法です。
iittala Tanssi/タンシ Wall plate
こちらも同じくハーパニエミがデザインしたウォールプレートです。タンシはフィンランド語で「ダンス」という意味。確かに、繊細なタッチで描かれたキツネさんは足取り軽やかに踊っているみたいです。絵本の様なユニークなイラストは、観ているだけで楽しいですね。
ARABIA Kalevala/カレワラ Plate
こちらのシリーズは、カレワラのワンシーンを描いたイヤープレートです。カレワラとは、フィンランドに古くから伝わる国民的叙事詩のこと。イヤープレートは、1976年から1999年までの24種類が作られており、こちらは1982年のプレートです。1982年生まれの方はもちろん、このプレートを見てカレワラのお話が気になった方にもオススメのお品です。
矢を向けられているのに、この表情。強気です。
デザインしたのは1947年から1986年までアラビア社で装飾画家および装飾デザイナーとして活動していたライヤ・ウオシッキネンです。このプレートからも分かる様に明るく遊び心に溢れた彼女の作品は、今も多くのコレクターを虜にしています。
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