桜製作所
MIRA CHAIR H

 

 

もしも前世というものがあるとしたら、絶対自分は日本人だった時があったんだろうなと思ったりします。

 

日本の古い家具や民芸品がたまらなく好きだったり、神社や古民家のような古い建物に惹かれたり、平安時代にいたみたいな醤油顔だったり(こじつけと言えばそれまでですが…)。

 

“ 日本人 ”を感じるときって、きっと皆さんにも少なからずあるはず。和食が恋しくなるのも、春夏秋冬を楽しむのも、そのひとつだと思うのです。

 

とりわけこの季節といえば、桜。パッと咲いて、潔く散るその儚げなさまに日本人は“ 美 ”を感じるんだそうです。

 

 

 

清らなり。

 

 

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ジョージ・ナカシマの椅子を見ると、なぜか“ 日本 ”を感じてしまうのは、わたしだけでしょうか。

 

ありがたいことにここ数年で何度かの入荷に恵まれ、そのたびに美しい佇まいに息を飲む。でもゆっくりじっくりと味わうのもつかの間…あっという間に新しい持ち主の元へ旅立っていってしまいます。

 

 

 

なので、こんな風にしっかり写真を撮ってこの椅子と向き合うというのは、本当に貴重で贅沢な体験なのかもしれません。

 

ぜひ皆さまにも、この機会にこのチェアの美しさをご堪能いただきたいと思います。

 

 

 

 

 

「木から始めること」「木を知ること」「木のこころを読むこと」「木と対話すること」。自然や木を愛し自身のことを“ 木匠(ぼくしょう・ウッドワーカー) ”と称した木工家具作家、ジョージ・ナカシマ (George Nakashima)。中島 勝寿(なかしま かつとし)という日本名をもつ日系アメリカ人であることは、皆さんもすでにご存知のはず。

 

イサム・ノグチ然り、日本にルーツを持ちながらまた違った視点で日本を見たデザインには、なぜか惹きつけられるものがあるように感じます。

 

 

 

ナカシマ作品が地位を確立し始めたのは、1960年代後半のこと。「讃岐民具連」の取り組みに共感した彼の作品は、まさに「木に息吹を与える」ものでした。

 

木の生命に敬意を払い、「材となった木に命を吹き込む」デザイン。自然が生んだ意匠(杢目や空洞や割れなど)は、そのまま活かす。家具になった木材が、経年により変化すること(あばれると言うんだそうです)に寛大で、そのすべてを“ 美 ”として無駄にはしない。

 

彼の作り出す家具に日本を感じるのは、そんな諸行無常を許容しているからかもしれません。

 

 

 

 

こちらの「MIRA CHAIR H / ミラチェア」は、愛娘のためにデザインした椅子としても知られていますが、他のチェアと同様に用いられているのはウォールナット材。

 

自身の著書の中で「あなたがその表面に見ている木目は、板の中まで通っているものの現れである」と伝えている通り、実際にこの椅子を前にすると“ 無垢材の魅力は表面的なものではない ”と肌で感じられるのです。

 

 

 

 

波打つ座面がしっかりとフィットし、ハイチェアでありながら快適にリラックスできる座り心地。

 

深く腰掛けるときは晩酌や会話を楽しむなどのまったりとした時間に。お食事の時は少し浅く腰掛けると姿勢よく座っていただけるかと思います。

 

 

 

なめらかで艶のある脚部には、足を置くのがもったいない。と思いきや、深く座ると足が届きませんでした…というのはここだけの話( ちなみに女性の平均的な身長です)。

 

 

 

さて、最後に、個人的に一番似合うと思う情景で撮影してみました。

 

うす暗い部屋の窓から漏れる光に照らされ陰影に溶け込むさま。杢目は見えないのに、そのシルエットからも木の生命力を感じる気がするのです。

 

もしこの椅子を迎え入れたなら、さまざまな場所で美しさの変化を楽しんでみてほしいと思います。

 

 

 

どんなスタイルにも溶け込むというつい使いがちな謳い文句も、この椅子を前にするとなんだか安っぽく聞こえてしまいそうですが、本当にどんな場所にもしっくりくる懐の深さがあります。

 

この椅子、まさに清らなり。和的な最上級の美しさ、限りを尽くした美しさを表現するこの言葉を、敬意をこめて。

 

 

 

毎日たくさんの入荷があり、たくさんの商品にあふれる店内。その中から、本日のブログに掲載するアイテムを日々選んでいるわけですが、「ブログを書きたい!」と思うアイテムに出会うことって、正直言うと少なかったりします。

 

でも今回は、絶対に書いてみたいと思わせてくれる逸品に良いタイミングで出会うことができました。

 

なんて、意気込んで早々に写真を撮ってみたものの、いざ書き始めようとすると何から書いていいのやら…実はとっても時間を費やしてしまいました。言葉にならないとはこのことなのかも。少しでも美しさが伝わっていたら、幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

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