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ヨーロピアンクラシカル リージェンシー様式 ダイニングチェア アームチェア ビーチ材 象嵌細工 サーベルレッグ ボタニカル柄 ~稀代の放蕩者が愛したスタイル~
European Classic
Regency Style Armchair
西洋のクラシックな家具には、流行した時代や装飾によって「~様式」と名前が付いています。
ロココ様式やゴシック様式なんかは耳馴染みがありますよね。
今回ご紹介するのはやや聞き慣れない「リージェンシー様式」。一体どんな特徴の家具なのでしょうか。
稀代の放蕩者が愛したスタイル
リージェンシーとは摂政、つまり国政を取り仕切る存在という意味ですが、ここでは英国王室のジョージ4世を指します。
1811~1830年まで王位についていたジョージ4世は、酒やギャンブル、女性関係に至るまでかなり派手なライフスタイルを送っていたことで知られ、イギリス国内では悪名高い国王だったようです。
贅沢な生活を謳歌する一方、ジョージ4世自身は非常に教養に溢れていたと言われ、新しい芸術への投資は惜しまなかったことから、この時代に花開いた芸術のスタイルが存在します。
それが前述の「リージェンシー様式」。華やかさを好み推奨したジョージ4世の治世が彷彿されるような、これでもかと装飾を取り入れた圧巻のスタイル。
色味の異なる木材をパズルのように組み合わせた象嵌細工。まさに富の象徴とでもいうような華やかなルックスです。
主材となるのはビーチ材で、象嵌には黒々としたローズウッドも使用されているのがポイントです。
ダイナミックなアーチが印象的なフレームもリージェンシー様式の特徴。
こちらはタイトに締め込んだ縄のような凹凸模様が丁寧に施され、思わず触りたくなるような唯一無二の個性を放っています。
後ろ脚は控えめな印象ながら、一振りの剣のように大きな弧を描く「サーベルレッグ」が用いられています。
艶やかな生地はボタニカル&ストライプ柄で上品に。
光沢はありつつ派手過ぎないファブリックが、華美なフレームに爽やかさを加えていますね。
こちらは比較的近年に製造されたものですが、しっかり細部まで作り込まれておりますのでクラシカルな雰囲気は抜群。
思わず凝視してしまうような見事な存在感は、サロンやショップの什器としても活躍してくれそうですね。
奔放に生きながらも、芸術を誰よりも愛したジョージ4世。リージェンシーチェアに腰掛けながら、当時の華やかな生活に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
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